ジャンケンのルーツは「ヘビ・ナメクジ・カエル」だった!?
日本人なら誰もが子どもの頃、ジャンケンを使って鬼ごっこの鬼を決めたり、順番を決めたりしたことがあるでしょう。
そのジャンケンは元々中国で考えられたもので、「グー、チョキ、パー」という形にしたのは日本人です。
中国にはヘビはナメクジを怖れ、ナメクジはカエルを怖れ、カエルはヘビを怖がるという言い伝えがあるそうです。
それが日本に伝わり、江戸時代に勢力を増した町民が三すくみの思想として定着させたのが日本のジャンケンの始まりです。
グー、チョキ、パーのどれを出すかは自分次第であり、勝つも負けるも自分の責任というところが、町人階級の人々の考えにぴったり合ったのだと言われています。