朝と夜では身長が2センチも違う!?
人間の身長は、一日のうちに伸び縮みしていることを知っていましたか?
朝起きたときが最も背が高く、夜寝るときに比べて小学生で約1.3センチ、大学生では約1.8センチもの違いが生じることが分かっています。
なぜ、こんな違いが起こるのでしょうか?
原因は昼間の姿勢にあります。
背骨には首、胸、腰などが接続されていますが、昼間立ったり座ったりしている時はそれらの重量が背骨に直接かかるために、その重さで縮まってしまうというわけです。
とはいっても、背骨そのものが縮んでいるわけではなく、背骨に何十個もあるクッションの役割をした軟骨が、背骨にかかる荷重を吸収し夜までに縮んでいっているのです。
きちんと寝ている間、横になっているうちに回復し、翌朝には元通りの身長になっているというわけです。