テニスの一球目のことを何で「サービス」という?
テニスの攻撃側が放つ最初の一球のことは「サービス」、「サーブ」と呼ばれます。
ご存知の通り、攻撃側は相手が打ち返せないようなボールを全力で打つのですが、何故サービスと呼ばれているのでしょう?
元々、テニスは「ジュ・ド・ポーム」という貴族が考案した遊びが原型で、コート上でボールをゆっくり打ち合うものでした。
今のように相手を打ち負かすのではなく、ラリーが何回続くかが重要なポイントであり、最初の一球は召使いが「では旦那様、まいりますね」と言ってから優しくて打ちやすい球を打っていたのです。
それを貴族たちがフランス語で、召使いの奉仕「サービス」と呼んでいたのが今も残っているというわけです。