新鮮なマグロはまずい!?
寿司などの日本食がブームの今、世界でも注目を集めている、私たち日本人が大好きなマグロ。
実は捕れたばかりのマグロは美味しくないのです。
「魚は鮮度が命」と魚をよく食べる日本ではよく耳にするため、何とも信じがたい話であるかもしれません。
しかし、マグロのような大型の赤身魚の場合は、魚の中にあるATPという物質が旨み成分であるイノシン酸に分解されるまでに時間がかかるのです。
ATPがイノシン酸に分解されてマグロが美味しくなるまでには、もちろん種類やサイズ、部位などによって多少違いは出てきますが、マグロの死後2日〜4日必要とされています。