パンは冷蔵庫に入れちゃダメ!冷凍庫に入れよう!
焼きたてのパンはふっくらやわらかくてとても美味しいですが、時間が経つにつれてだんだん硬くなり、パサパサとして口当たりが悪くなってきます。
これはパンが乾燥して硬くなっているだけではなく、ふっくら焼き上げて構造が緩んでいたデンプンが、規則正しく結晶のように並び始めてしまうからなのです。
このデンプンの変化は水分含有量30~60%、温度0~6℃のときに一番進むのですが、これがまさに、パンを冷蔵庫に入れた状態です。
そのうえ、冷蔵庫の中は温度が低く乾燥していて、パンがすぐパサパサになってしまいます。
そこで、食べきれないパンは冷凍庫で保存しましょう。
冷凍庫で急速に凍らせると、デンプンの変化は進まずに焼きたての状態で保存できます。
ロールパンやフランスパンなどで焼きたくないけれど温めて美味しく食べるコツは、オーブントースターのタイマーを5分くらいにセットして、何も中に入れずに温めます。
チンとスイッチが切れてから、パンを入れて2分くらい置いておくと、余熱だけでふっくら焼きたてのパンになります。是非試してみてください。