紅茶用のティーカップはなぜ薄い?
紅茶とコーヒーのカップを思い浮かべてみて下さい。
一般に、紅茶は薄いティーカップで、コーヒーは厚いマグカップで飲むことが多くないでしょうか?
この理由は、紅茶はもともと透明度の高い飲み物であるため、光を通す磁器のカップ入れることでより美しく、澄んだ色に見えるからなのです。
一方、コーヒーはというと、もともと濃い色の飲み物なので、中途半端に色が薄いとかえって不味そうに見えてしまいます。
だからコーヒーカップは光を遮断する厚手のカップになっているのです。
飲み物によって容器が異なるのは、私たちが飲み物をしただけでなく、目でも味わっている証拠なのですね。